
歯科衛生士スタッフで「日本臨床歯周病学会 関東支部教育研修会・歯科衛生士セミナー」に参加してきました。
セミナーでは、歯周病治療に関する最新の知見やエビデンス、 実際の症例発表などが行われ、 多くの学びを得ることができました。
歯周病は、日本人が歯を失う原因の上位を占める病気です。 しかし、むし歯のような痛みが出にくいため、 自覚症状がないまま進行してしまうことも少なくありません。
今回のセミナーでも改めて感じたのは、「 歯周病は単にお口の中だけの病気ではない」ということです。
歯周病は生活習慣と深く関わっています
歯周病の原因は歯垢(プラーク)の中に存在する細菌ですが、 細菌だけが原因ではありません。
例えば、
- お口の清掃状態
- 喫煙習慣
- 糖尿病
- ストレス
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- 不規則な生活習慣
など、さまざまな要因が歯周病の進行に影響を与えています。
同じように歯磨きをしていても、 生活習慣や全身の健康状態によって歯周病の進行具合は大きく異な ります。
そのため、 歯周病治療では単に歯石を取るだけでは十分とは言えません。
歯科衛生士がお口以外のお話を伺う理由
歯科医院で歯科衛生士から、
「喫煙はされていますか?」
「糖尿病などのご病気はありますか?」
「普段の食生活はいかがですか?」
「歯磨きはどのタイミングでされていますか?」
など、ライフスタイルやお口以外のことについて質問されることがあると思います。
「なぜそんなことまで聞くのだろう?」 と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、 これらは歯周病の原因や進行リスクを把握するための大切な情報で す。
患者さま一人ひとりで生活環境や習慣は異なります。
そのため、全員に同じ指導を行うのではなく、 その方に合ったセルフケアの方法や生活習慣の改善ポイントをご提 案することが重要だと考えています。
症例発表から学んだこと
今回の研修会では、症例発表も拝見しました。
歯周病が進行していた患者さまが、 適切な治療とセルフケアの継続によってお口の状態を改善されてい る症例や、 生活習慣の見直しによって良好な状態を維持されている症例など、 さまざまなケースが紹介されていました。
その中で共通していたのは、「 患者さまと歯科医療従事者が一緒に取り組むことの大切さ」です。
歯周病治療は歯科医院だけで完結するものではありません。
毎日の歯磨きや生活習慣の積み重ねが、 治療結果や予後に大きく影響します。
だからこそ、大坂歯科医院の歯科医師、歯科衛生士、歯科助手は患者さまに寄り添いながら、 一緒にお口の健康を守るサポートをしていきたいと考えています。
学んだことを日々の診療へ
今回の研修会で得た知識や技術、 そして多くの症例から学んだ経験を、 日々の診療に活かしていきたいと思います。
歯周病は予防や早期発見によって進行を防ぐことができる病気です 。
「最近歯ぐきが腫れる」 「歯みがきのときに血が出る」 「しばらく検診を受けていない」
そのような方は、お気軽にご相談ください🦷✨
私たち歯科衛生士がお口の状態だけでなく、 生活習慣も含めてサポートしながら、 皆さまのお口の健康づくりをお手伝いさせていただきます。



